第14回九州高気圧環境医学会の開催にあたり、ご挨拶申し上げます。 　この度、熊本市にて第14回大会を開催し、大役を務めさせていただく運びとなり、大変光栄に存じますとともに、身の引き締まる思いでございます。 　高気圧酸素治療におきましては、医師だけでなく、看護師・臨床工学技士などの知識や医療技術の協力はなくてはならないものです。そこで今大会では、「高気圧酸素治療とチーム医療」をテーマとし、できるだけ多くの職種の皆様に、それぞれの立場から高気圧酸素治療を介したチーム医療の可能性を議論していただき、発展しつつある九州各地の高気圧酸素治療の更なる進展を目指したいと考えております。 　本学会は、会を重ねる毎に内容が充実し、福崎誠大会長のもと長崎にて開催された第13回大会では総参加者数が100名を超え、年々増加傾向にあります。 　日本三大名城の一つである熊本城をはじめ、雄大な阿蘇と海の幸豊富な天草を観光地とする熊本へ皆さまぜひお越しください。スタッフ一同、心よりお待ちいたしております。 第14回九州高気圧環境医学会 会長　桑原　謙 熊本赤十字病院　救急副部長